耳管通気法(読み)じかんつうきほう

世界大百科事典(旧版)内の耳管通気法の言及

【中耳炎】より

…治療は,中耳腔にたまった液体を除き,さらにたまることを予防することにある。液体の排除のために耳管を通して中耳に空気を入れたり(耳管通気法),鼓膜を切開して液を吸引して取り去る方法がとられる。切開部が閉じるとすぐまたたまる場合には,切開部が閉じないように,鼓膜チューブとよぶ合成樹脂製の小さなチューブを切開部にはめこみ,中耳腔に陰圧が生じないようにすることも行われる。…

※「耳管通気法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む