《聖アグネスの宵》(読み)せいあぐねすのよい

世界大百科事典(旧版)内の《聖アグネスの宵》の言及

【キーツ】より

… こうして迎えた19年はキーツの〈驚異の年〉となる。中世趣味あふれる《聖アグネスの宵》,バラッド風《つれなき美女》,オード形式をとった《ギリシア古瓶の賦》《夜鶯への賦》《憂鬱の賦》《秋へ》などはいずれも最高傑作で,そこでは耽美的夢幻性と現実意識とが融合した形で結晶化している。また,真の芸術家の歩むべき道を模索した《ハイピアリオンの没落》も重要な作である。…

※「《聖アグネスの宵》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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