《聖なる魂の喜び》(読み)せいなるたましいのよろこび

世界大百科事典(旧版)内の《聖なる魂の喜び》の言及

【アンゲルス・ジレージウス】より

…オーピッツの詩学を宗教詩に適用したチェプコDaniel von Czepko(1605‐60)にならって,アレクサンドリーナー詩格2行からなるエピグラム集《ケルビン天使風のさすらい人》(1675)を著したが,そこには彼の宗教的苦悩や信仰告白を通じた神の体験,精神と神との一体化が,神秘主義的・自然哲学的イデーとともに簡明に美しく表出されている。牧人の姿をかりてカトリックの立場からイエスを賛美した詩集《聖なる魂の喜び》(1657)や55編のプロテスタント論難集は,敬虔主義の詩人たちに多大の影響を与えたものの,その後ロマン派が再発見するまで忘れ去られた。しかしながら彼の作品のいくつかは,今日においても教会賛美歌集や学校教科書に採用されている。…

※「《聖なる魂の喜び》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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