世界大百科事典(旧版)内の聖ニコラウスの日の言及
【サンタ・クロース】より
…4世紀に小アジアのミュラの司教であったニコラウスに由来し,聖ニコラウスを意味するオランダ語のSint KlaesまたはSinterklaasが英語でなまってサンタ・クロース(正しくはサンタ・クローズ)となった。ニコラウスの祝日(聖ニコラウスの日)は12月6日で,ヨーロッパ,とくにドイツ,スイス,オランダではその前夜は子どもが楽しみにする贈物の日である。日が暮れると,子どもを中心に家族一同が待つところへ,司教ニコラウスに扮した者が下僕ルプレヒトKnecht Ruprechtを従えて現れる。…
※「聖ニコラウスの日」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」