世界大百科事典(旧版)内の聖婚儀礼の言及
【聖婚】より
…日本では大和の三輪山の大物主神が活玉依毘売(いくたまよりびめ)に毎夜通って生ませた子の子孫が河内の美努(みぬ)村の意富多多泥古(おほたたねこ)であって,崇神天皇はそれに三輪山の神をまつらせたという。【大林 太良】
【聖婚儀礼の諸相】
聖婚儀礼は,古代オリエントやその周辺の社会でとりわけ広く行われていた。それは,しばしば未婚の女性によって演じられた聖なる花嫁と穀物神に擬せられた王との婚姻を原型としている。…
※「聖婚儀礼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」