《聖春》(読み)せいしゅん

世界大百科事典(旧版)内の《聖春》の言及

【クリムト】より

…ウィーンに生まれる。1897年にゼツェッシオンを結成,さらに《聖春Ver Sacrum》誌を創刊して,ウィーンのユーゲントシュティール(アール・ヌーボー)の中心的存在となる。様式化された絵画作品は,金箔を使用した装飾性と平面構成によって,貴婦人の肖像画にイコンのような典雅な趣を与え,また官能的なモティーフの《接吻》《ダナエ》などや素描画のエロティシズムには,世紀末ウィーンの甘美で解体を孕(はら)む雰囲気が漂っている。…

※「《聖春》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む