聖諭六言(読み)せいゆろくげん

世界大百科事典(旧版)内の聖諭六言の言及

【洪武帝】より

…土地所有農民110戸を基本単位(里)とし,この組織によって賦役黄冊を作らせ,租税の徴収,運搬や力役の徴発を行い,政治の浸透をはかった。また彼は〈聖諭六言〉を発布し,封建的儒教主義によって農民を教化する努力もはらっている。こうした政策によって皇帝独裁権は確立されたが,それはまた胡惟庸の獄,藍玉の獄などによる功臣の粛清や,錦衣衛のスパイを使う恐怖政治によって達成されたことも忘れてはならない。…

※「聖諭六言」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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