世界大百科事典(旧版)内の職住分離の言及
【住居】より
…また貴族や領主の都市内の邸宅(タウン・ハウス)や所領の館(カントリー・ハウス)は,家族のための住いであるより社交と所領経営のためのスペースを中心としたものであった。近代産業社会の中で生み出された労働者や高級専門職に従事する人々は,職場と住居を別々にする,いわゆる〈職住分離〉のライフ・スタイルを受け入れる。そのための住居が専用住居であり,そうした住居が既存の都市の外周部に広がることによって郊外住宅地が出現する。…
※「職住分離」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」