《職業としての学問》(読み)しょくぎょうとしてのがくもん

世界大百科事典(旧版)内の《職業としての学問》の言及

【ウェーバー】より

… ウェーバーの生涯は精神の病を画期に通常二分されるが,合理化への関心が前面にたちあらわれるのは,1903年にはじまる〈創造の新しい局面〉以降である。闘病生活後,彼が最初に従事したのは19世紀的科学観の再検討である(《社会科学および社会政策的認識の客観性》1904,《職業としての学問》1919)。科学は人生の意味や価値を教えてはくれない。…

【職業としての政治】より

…そこに,官僚制化に抗する可能な選択肢として〈指導者民主主義Führerdemokratie〉を提唱し,情熱と責任との共存という形で二つの倫理の対立が止揚される決断の契機を重視する彼の立場をみることができる。この意味で,同講演とその直前の講演《職業としての学問》とは,ドイツ革命直後の激動期の時事的な関心に規定されながらも,〈合理化〉の進展する時代における理論と実践の意味という,きわめて普遍的な問題を提起しているといえよう。【亀嶋 庸一】。…

※「《職業としての学問》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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