職田法(読み)しょくでんほう

改訂新版 世界大百科事典 「職田法」の意味・わかりやすい解説

職田法 (しょくでんほう)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の職田法の言及

【科田法】より

…こうして科田法施行後も大土地支配は拡大したし,増加する官僚群に支給する科田も不足をきたした。このような矛盾から科田法は崩壊し,1466年,実職のある官吏だけに受田を限定する職田法に移行した。科田法は収租権レベルでの改革であり,土地の所有・経営にまで及ぶものではなく,権力者の農庄拡大をくいとめられなかったし,自営農にも変化を与えなかった。…

※「職田法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android