肛門座剤(読み)こうもんざざい

世界大百科事典(旧版)内の肛門座剤の言及

【座薬】より

…通例,医薬品を基剤に均等に混ぜあわせ,一定の形状に成形して,肛門,または腟,尿道に適用する固形の外用剤で,体温によって溶けるか,軟化するか,または分泌液で徐々に溶ける。肛門座剤は直腸に適用し,形状は紡錘形または円錐形で,重さは1~3g,長さは3~4cmである。肛門座剤は痔疾患に局所作用を目的として使用されていたが,近年全身作用を目的とする座剤も数多くある。…

※「肛門座剤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」