世界大百科事典(旧版)内の肱木橋の言及
【猿橋】より
…両岸から4層に順次張り出した刎木(はねき)の上に木の橋桁を渡し,刎木の他端は地中に埋め込まれ,安定を保っている。このような工法は刎木橋または肱木橋(ひじきばし)と呼ばれたが,現在の分類からすればカンチレバー形式に属する。渓谷が約30mと深く,橋脚を立てられないため,強さに限界のある木の桁で約31mの長さを一挙に渡るのに考え出されたのがこの構造である。…
※「肱木橋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」