肺内吸気分布検査(読み)はいないきゅうきぶんぷけんさ

世界大百科事典(旧版)内の肺内吸気分布検査の言及

【呼吸機能検査】より

…しかし,肺は運動時に備えて,機能的に大きな予備能力をもっているので,最大吸息・呼息とか,運動とかの負荷的条件で測定を行わないと,肺,心臓,神経系,筋肉などの病気の診断には役に立たないことが多い。呼吸機能検査の内容は,肺気量分画測定,スパイログラム(スピログラム)spirogram,肺内吸気分布検査,換気力学検査,肺拡散検査,肺血流スキャン,肺胞気・動脈血酸素分圧較差検査,運動負荷試験,呼吸刺激評価目的のP0.1測定(呼息と吸息の間の口腔内の圧力の測定)など,きわめて多種多様である。実際には,これらの検査のうち症状によって必要なものを選択して行うので,大抵の場合,以上の項目のうち2~3種類ですむことが多い。…

※「肺内吸気分布検査」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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