世界大百科事典(旧版)内の胃切除法の言及
【胃潰瘍】より
…薬剤の内服を途中で中断すると,再燃が起きやすく合併症の危険もあるために注意が必要である。手術療法には,潰瘍部分を含め酸分泌を起こさせる領域を切り取る胃切除法と,胃は切除しないで胃に分布する迷走神経を切断し潰瘍の原因となる酸分泌を抑制して潰瘍を治す迷走神経切離術との2通りがある。外科的な手術が絶対的に必要な場合は,胃潰瘍からの大量出血,穿孔,狭窄を起こして食事ができない場合や癌化の疑いがある場合などである。…
※「胃切除法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」