世界大百科事典(旧版)内の胆汁催胆薬の言及
【利胆薬】より
…利胆薬は,作用機序から,肝臓に作用して胆汁生成分泌を促進する催胆薬cholereticと,胆囊中より胆汁排出を促進する排胆薬cholekineticとに分けられる。また催胆薬は,胆汁量を増加する水分催胆薬と,胆汁成分を増加させる胆汁催胆薬とに分けられる。水分催胆薬としては胆汁酸製剤のウルソデスオキシコール酸やデヒドロコール酸などがあり,胆汁催胆薬には鬱金(うこん)やその主成分のショウノウ酸エステルであるトカンフィルやいくつかの合成品がある。…
※「胆汁催胆薬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」