世界大百科事典(旧版)内の胎便栓症候群の言及
【胎便】より
…胎便の排出は出生後3~4日間,1日に4~5回行われ,その後,移行便へ移行する。 胎便排出の遅延は,先天性巨大結腸症(ヒルシュスプルング病),消化管閉塞,胎便栓症候群,甲状腺機能低下症,および腸管麻痺を伴った敗血症などでみられる。胎便の異常と関係した新生児期の疾患としては,胎便を含んだ羊水を肺に吸引しておこる胎便吸引症候群,直腸肛門部が胎便で栓塞をおこす胎便栓症候群,胎便性イレウスおよび胎便性腹膜炎がある。…
※「胎便栓症候群」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」