世界大百科事典(旧版)内の胎内さぐり伝説の言及
【源義経】より
…捕らえられて鎌倉に連行された静は,義経の子を産むが,その子は由比ヶ浜で殺される。幸若舞《静》などでは,このとき,梶原景時の提案で静の胎内を探って母子ともに殺そうとするいわゆる胎内さぐり伝説を伝えている。追いつめられた義経は,北の方(久我大臣の姫君)や弁慶以下16人の家来とともに,山伏姿に身をやつし,奥州に脱出するために北陸筋にかかる。…
※「胎内さぐり伝説」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」