世界大百科事典(旧版)内の胚脱皮の言及
【脱皮】より
…昆虫では無翅(むし)類は成体になっても脱皮しつづけるが,有翅類では,一生の間の脱皮回数はほぼ一定であり,4回(双翅目)~20回以上(カゲロウ)の幅がある。胚発生の途上,孵化(ふか)前に1度脱皮し,卵殻中で1齢幼虫となるが,これを胚脱皮という。しかし,ほとんどは幼虫から幼虫への脱皮であり,このあとさなぎで1回脱皮をするが,カゲロウの亜成虫を除き成虫は脱皮しない。…
※「胚脱皮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」