世界大百科事典(旧版)内の胡琵琶の言及
【五弦琵琶】より
…単に〈五弦〉ともいう。古代インドに端を発し,仏教文化の一部として東アジア諸国に伝えられたと考えられる5弦直頸の琵琶は亀茲(きじ)琵琶,胡(こ)琵琶とも呼ばれ,4弦曲頸の琵琶と本来は系統が異なるが,伝播伝承の過程において相互に影響を及ぼした。低音の第1~2弦を持続伴奏(ドローン)とし,他の弦で旋律的な動きを奏しながら声楽曲の伴奏をする,というのが本来の用途であったと推定される。…
※「胡琵琶」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」