胡食(読み)こしょく

世界大百科事典(旧版)内の胡食の言及

【長安】より

…文献には珠宝商や高利貸をしていた胡人が見えるし,胡商によってもたらされたと思われるペルシアのササン朝の銀貨,東ローマ帝国の金貨が西安の近郊から出土している。飲食店を営む胡人もおり,唐代,饆饠,焼餅,胡餅などの胡食が中国に伝えられた。また西域の酒,たとえば高昌のブドウ酒,ペルシアの三勒漿,竜膏酒などが喜ばれ,長安にはこうした酒を取り扱う胡人の肆があり,胡姫つまりイラン系の女子がサービスをしていたことは李白の〈少年行〉の詩などによって知られる。…

※「胡食」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む