世界大百科事典(旧版)内の胡麻殻柱の言及
【社寺建築構造】より
…丸柱は,中ほどにギリシア建築のエンタシスに似た胴張りのあるもの(飛鳥時代),上端を丸く細めたもの(奈良時代),上にいくにしたがい細くなるもの(大仏様),上下端を細めたもの(禅宗様)がある。まれには表面に縦溝をつけた胡麻殻(ごまがら)柱のような特殊なものもある。中世までは柱の下部の床下に隠れる部分も丸くしてあるが,近世以後は八角や十六角で,丸く仕上げられていない。…
※「胡麻殻柱」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」