世界大百科事典(旧版)内の胡麻殻決りの言及
【柱】より
…円柱は角材の角(かど)を落として八角にし,さらに十六角,三十二角と順次丸く仕上げていくが,室町時代以降は床下などに隠れる部分を八角のまま使用するようになる。江戸時代には縦に溝を付けた胡麻殻決り(ごまがらじやくり)の円柱もある。方柱は平安時代以降,角を落として面(めん)をとるが,そのとり方は時代が下ると小さくなり,平安時代は5分の1前後(片方の面の見付の寸法を柱幅で除した割合)であったものが,江戸時代では約12分の1ないし20分の1前後となる。…
※「胡麻殻決り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」