世界大百科事典(旧版)内の胸部成形術の言及
【肺結核】より
…このBCGは25年志賀潔によって日本にもたらされ,昭和の初めから今村荒男を中心とする研究が始まった。この間,肺結核の外科手術として,19世紀末ころからしだいに発達をとげた胸部成形術が隆盛となり,人工気胸療法の隆盛と相呼応して,ともに肺結核治療の主座を占めるようになった。それは有力な肺結核の治療薬が出現しないためでもあった。…
※「胸部成形術」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」