世界大百科事典(旧版)内の胸部繫駕法の言及
【繫駕法】より
…そのためこの方式では本来馬が備えている牽引力の1割ほどの力しか引き出すことができなかった。この欠点をかなり解消したのが胸部繫駕法である。この方式は水平に取り付けられた胸帯が腹帯の真ん中に結びつけられ,牽引点は鬐甲の部分からとるが,胸骨にかかる胸帯の圧力により牽引線が直接骨格に繫がっているため,十分な牽引能力を引き出すことができた。…
※「胸部繫駕法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」