世界大百科事典(旧版)内の能力別学級編制の言及
【学級】より
…僻地などの極端な小規模校で全校,全学年の子どもが1学級を構成する場合は,単級複式学級(単級学校)という。高等学校の場合,進学率の急上昇に伴い,生徒の個性や能力に応じた教育が求められているとして,近年,文部省より能力別学級編制(学習習熟度別学級編制)の考え方が示されたり,さらには小学校の一部で学級を解消する教育方法が試みられているが,こうした動向に対しては依然として批判が強い。 1学級における子どもの数を学級規模といい,小・中学校は40人,同特殊学級は10人,高等学校は45人(定時制は40人)を標準とする(公立学校学級編制定数標準法,同高校標準法)。…
※「能力別学級編制」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」