世界大百科事典(旧版)内の脱脳油の言及
【ハッカ油(薄荷油)】より
…シソ科の多年草であるハッカ属の葉茎を乾燥し,これに含有される精油(収率約1%)を水蒸気蒸留で分離し(取卸油),4℃以下に冷却したときに生ずる,遊離メントールを主体とした白色結晶(ハッカ脳)を除いて精製した淡黄色の液体。脱脳油ともいう。原料とするハッカはその種類が多く,原料種によって主成分にも大きな違いがあるため,異なる名称で呼ばれることが多い。…
※「脱脳油」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」