世界大百科事典(旧版)内の脳下垂体機能亢進症の言及
【脳下垂体】より
…バソプレシンの合成,分泌が障害されると,尿を濃縮することができなくなり,尿崩症になる。
[脳下垂体の異常]
脳下垂体ホルモンの分泌異常による病気のいくつかについてはすでに触れたが,脳下垂体の前葉に良性腫瘍ができると,特定のホルモンの分泌が亢進して脳下垂体機能亢進症となる。α細胞の機能亢進が幼少期の骨端軟骨閉鎖前に起こると,成長ホルモンの過剰分泌により下垂体性巨人症となり,またそれ以後に起こった場合には末端肥大症となる。…
※「脳下垂体機能亢進症」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」