世界大百科事典(旧版)内の腺囊性子宮内膜増殖症の言及
【月経異常】より
…これには二つのタイプがみられる。一つは,排卵が月経の第15~16日ころに起こらず,20日目くらいに卵胞萎縮が急に起こるために,卵胞から分泌されるエストロゲン量が急に低下し,エストロゲン消退出血が発生する場合であり,もう一つは,卵胞の存続がつづき,エストロゲンが長期間作用して,腺囊性子宮内膜増殖症をきたし,ついに破綻(はたん)出血を起こす場合である。8日以上,ときに数週間から1ヵ月も持続する場合があり,貧血を伴うことが多い。…
※「腺囊性子宮内膜増殖症」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」