臥雲式紡績機(読み)がうんしきぼうせきき

世界大百科事典(旧版)内の臥雲式紡績機の言及

【ガラ紡】より

…ガラ紡績の略。明治初期に信州の元僧侶の臥雲辰致(がうんたつち)(1842‐1900)が,イギリスから輸入された機械紡績に対抗して,手紡績道具を改良して1876年に作り出した紡績機械(臥雲式紡績機,ガラ紡機)による紡績法。綿作地帯の三河地方で動力源を水車として行った水車紡で,ガラガラという音がするのがその名の由来である。…

※「臥雲式紡績機」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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