臨時御救(読み)りんじおすくい

世界大百科事典(旧版)内の臨時御救の言及

【七分積金】より

…これらの時期には,籾蔵の大量の囲籾が放出され,銭貨とともに下層民衆に与えられるというかたちの救済が繰り返された。この救済は臨時御救と呼ばれ,明治初年を含めて17回記録されている。其日稼(そのひかせぎ)の者と呼ばれた御救対象者は,28万人から,41万人近くと,町方人別の60~80%に達した。…

※「臨時御救」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」