世界大百科事典(旧版)内の自力的救済の言及
【救い】より
…また救いを求める者の態度としては,絶対者や超自然的な力に祈願し奉仕する型と,自己自身の力に頼る型の2種に分けることができる。前者を〈他力的救済〉とし,後者を〈自力的救済〉と考えることもできる。 一般にキリスト教は絶対者(神)に祈願,奉仕して救いを求める宗教とされるのに対して,仏教は自己自身が絶対者(仏)になることを通して救いを得る宗教であるとされる。…
※「自力的救済」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」