自動消火設備(読み)じどうしょうかせつび

世界大百科事典(旧版)内の自動消火設備の言及

【消火設備】より

…消火器および簡易消火用具はポンプのような動力源をもたないが,火災の際真っ先に取り扱うものなので,常時その能力を発揮するよう維持管理に努めることがとくに重要である。 自動消火設備にはスプリンクラー設備,水噴霧消火設備,泡消火設備,二酸化炭素消火設備,ハロゲン化物消火設備,粉末消火設備がある。スプリンクラーは一般建築物の普通火災(木材,紙,繊維などのふつうの可燃物の火災)の消火に適したもので,百貨店,商店街など不特定多数の人が集まる建築物の天井などに設けられ,火災時に自動的に水を噴出する。…

【防火】より

…近代には,利用できる材料の増加,機械力・技術力の進展から上述の手法に加えて新しい防火手法が発達した。たとえば,可燃材料に化学的な処理をして燃えにくくすること(難燃処理)や,人がいなくても火災を見つけたり(火災感知器),自動的に消してしまう(自動消火設備)などの手法である。以上の防火手法をまとめて表に示す。…

※「自動消火設備」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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