自己卸売業(読み)じこおろしうりぎょう

世界大百科事典(旧版)内の自己卸売業の言及

【卸売】より

… 卸売を主たる業務とする商業者を卸売業wholesaling middlemenという。卸売業は,取引に際して商品ないしはサービスに対する所有権の取得・譲渡の当事者となる自己卸売業ないしは差益卸売業merchant wholesalersと,所有権の取得・譲渡の当事者とはならず,売買当事者の代理人として取引遂行の補助・助成的活動のみを行う代理卸売業agent wholesalersに大別される。また取扱商品の範囲によって総合卸売業・業種別総合卸売業・専門卸売業(限定品目卸売業)に,流通経路上の役割や位置によって収集卸売業(産地卸売業)・仲継卸売業(集散地卸売業)・分散卸売業(消費地卸売業),ないしは一次卸(大卸)・二次卸(中卸)・三次卸(小卸)に,発揮する機能の範囲によって全機能卸売業full‐function wholesalersと限定機能卸売業limited function wholesalersに,そして,それぞれの商圏の広がりによって全国卸売業・地方卸売業に分けられる。…

※「自己卸売業」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android