世界大百科事典(旧版)内の自己相似図形の言及
【フラクタル】より
…円周の場合も現実にこれと寸分違わない形が存在するわけではなく,正多角形で内と外から近似し,それらの辺の数が無限になったときの極限としての理想化された曲線である。そこで海岸線のほうも理想化して,自己相似図形という数学的な図形を考える。全体はいくつかの部分に分解されるが,その部分は全体の縮小像であり,さらに,この分解にはいくらでも細かいものがあるようになっているときそれを自己相似図形と呼ぶ。…
※「自己相似図形」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」