自律系(読み)じりつけい

世界大百科事典(旧版)内の自律系の言及

【解析力学】より

座標
[正準運動方程式]
 現代の物理でいう力学系とは広義概念の運動方程式 に従う体系を指すことが多いが,解析力学ではその特別な場合,すなわち時間の2階常微分方程式を備えている場合に限定される。(1)において右辺の電磁場が時間変数tを座標を通して以外直接含まぬ場合(このとき(1)の力学系は自律系と呼ばれる),tを-tに,Bを-Bに変えても方程式は不変である。これは時間反転の特性と呼ばれ,解析力学の扱う対象が第一義的には可逆現象に限定されることを意味する。…

【微分方程式】より

…その典型的なものの一つとして解の安定性の研究がある。 非線形方程式の解の大域的研究は非常に困難であるが,(1)の右辺がtを陽に含まない場合,いわゆる自律系(自励系)autonomous systemの場合には位相的方法がかなり有効である。H.ポアンカレはn=2の場合に対してこのことを示した。…

※「自律系」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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