自殖性(読み)じしょくせい

世界大百科事典(旧版)内の自殖性の言及

【栽培植物】より

…これに対して栽培型では一般に休眠性が低下していて,播種によって斉一な発芽が得られるようになっており,人間が栽培管理しやすい型が選択されてきたとみてよい。 栽培植物では限られた個体数で果実や種子が確実に得られるように,有性生殖様式が他殖性からより自殖性へと変化している場合が多く,イネやトウガラシはその例である。 さらに有性生殖をなくす方向に選択が行われ,その最たるものがバナナである。…

※「自殖性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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