自然現象文(読み)しぜんげんしょうもん

世界大百科事典(旧版)内の自然現象文の言及

【文様】より

…中国では,すでに漢代以来,神仙世界の神人が翼をつけて飛ぶ姿をみせていたが,南北朝時代に西方から入った飛天を採用し,雲中を飛ぶ姿に変容されてゆき,唐朝には天衣をひるがえして飛ぶ優雅な天女(人)の姿が完成した。
[自然現象文]
 天空に属する文様のうちで,日月星辰文には,中国の三足烏(さんぞくのからす)をあらわす日輪と,蟇蛙(ひきがえる)や兎を配した月輪,星宿では七曜,九曜などが愛用された。雲文は中国に発生した独自の文様で,純粋な渦巻形モティーフのものと,殷・周以来の動物文に由来する虺竜文(きりゆうもん)系のモティーフのものとがある。…

※「自然現象文」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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