世界大百科事典(旧版)内の自由ポンドの言及
【ポンド】より
…52年にはイギリスは早くも戦後第3回目の国際収支危機に見舞われたからである。とはいえポンドの苦難の道も厳しいディスインフレーション政策によって曙光を見いだし,54年には管理ポンドから制限つきながら自由ポンド(非居住者保有ポンドによる金の購入)へ転化する可能性がでてきた。 スターリング地域を擁するイギリスにとって,ポンドが国際通貨として重用されることが何よりも望ましい。…
※「自由ポンド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」