自由核章動(読み)じゆうかくしょうどう

世界大百科事典(旧版)内の自由核章動の言及

【章動】より

…回転体の歳差運動に伴って起こる,短周期で微小な回転軸の上下運動。身近な例では,〈こま〉の回転で観察される。
[天文章動]
 太陽と月の引力によって起こる,地球自転軸の空間に対する運動のうち,歳差運動以外の周期的成分をいう。非常に多くの項があるが,18.6年,半年,半月の成分が卓越している。1747年イギリスのJ.ブラッドリーが発見した18.6年成分をとくに主要章動,その係数9.″21を章動定数と呼ぶ。章動の用語は,中国の古代に,19年間に7回の閏日を入れて,季節と月の朔望を合わせた暦法があり,19年を1章と呼んだことに由来する。…

※「自由核章動」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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