世界大百科事典(旧版)内の自由流線の言及
【死水】より
…粘性の小さな流れの中におかれた物体に働く抵抗を説明するために,G.R.キルヒホフ(1869)らが提唱した概念である。死水との境界は自由流線と呼ばれ,その上および内部の圧力は無限遠の圧力に等しく,無限に延びるものとする。実在の流れでは自由流線が一般に不安定で背部に乱れた領域を生じ,圧力が低下するので自由流線理論よりも大きな抵抗が働くことになる。…
※「自由流線」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」