自筆本(読み)じひつぼん

世界大百科事典(旧版)内の自筆本の言及

【写本】より

…彩色で飾ったものをとくに〈彩飾写本illuminated manuscript〉という。写本は筆者によって分類し,編著者自筆のものは〈自筆本〉または〈自筆稿本〉といい,自筆本から転写または再転写したものを〈転写本〉という。
[日本]
 日本における写本は,経典の書写,すなわち写経がおもなものであり,飛鳥時代から白鳳・天平時代にかけてさかんに行われた。…

※「自筆本」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む