世界大百科事典(旧版)内の舵手なしフォアの言及
【ボート】より
…艇の材質,大きさには規制はないが,1982年以降,国際漕艇連盟は種目による重量制限を設定,金のかかる軽量化競争に歯止めをかけ,例えばエイトのシェルは重量93kg以上,1人こぎのシングルスカルは14kg以上と定めた。
[競技種目]
オリンピックと世界選手権での競技種目は,(1)シングルスカルsingle sculls,(2)ダブルスカルdouble sculls,(3)クォドルプルスカル(4人こぎスカル)quadruple sculls,(4)舵手なしフォアfour‐oared shell without coxswain,(5)舵手なしペアpair‐oared shell without coxswain,(6)エイトeight‐oared shell with coxswain,eightsであり,舵手なしフォアのみ男子種目,他はすべて男女双方の種目となっている。以上男子6,女子5種目が体重無差別で行われ,1996年アトランタ・オリンピックから軽量級(クルーの平均体重が男子70kg以下,女子57kg以下)として,(1)舵手なしフォア(男子),(2)ダブルスカル(男子,女子)が加わった。…
※「舵手なしフォア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」