船尾舵(読み)せんびだ

世界大百科事典(旧版)内の船尾舵の言及

【舵】より


[舵の歴史]
 古代のエジプトや中国では,船尾玄側に取り付けた操船用のオールやパドル,または船尾大櫂を方位制御の目的に使っていた。現在のような船尾舵は1~2世紀の中国ですでに使われていたことが,広州の墳墓から発掘された副葬品の船の模型により知られている。中国からヨーロッパに船尾舵が伝えられたのは12世紀末から13世紀初めにかけてであろうと推定されるが,これも初期には船尾右玄に取り付けるのがふつうで,船尾中央に移されたのは13世紀の末以降とされている。…

※「船尾舵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む