《船山遺書》(読み)せんざんいしょ

世界大百科事典(旧版)内の《船山遺書》の言及

【王夫之】より

…著述の有名なものは,《周易外伝》《尚書引義》《読四書大全説》《張子正蒙注》《思問録内外篇》《読通鑑論》など,ひろく経,史,文の学問にわたるが,彼の存命中にはほとんど世に知られずにおわった。その死後,約170年,同郷の曾国藩・曾国荃(そうこくせん)兄弟により《船山遺書》288巻として編集刊行され,はじめて彼の思想が紹介されるようになった。 その政治論は,身をもって体験した明王朝滅亡の原因を思索するなかで築かれ,政治は,民を主体として天下の〈公〉の理念にもとづいて行われるべきであって,けっして一姓の君主の私すべきものではないと主張し,歴史論では,唐代の柳宗元の〈勢〉の観点を発展させて,〈勢〉と〈理〉とを結合させた進歩史観の立場をとっている。…

※「《船山遺書》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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