世界大百科事典(旧版)内の色彩魚拓の言及
【魚拓】より
…魚に直接墨を塗り,その上から和紙をかぶせるようにのせて写す方法が直接法で,これが昔からの魚拓である。魚の上に和紙や絹の布地をのせ,顔料,版画用の絵具を大小のたんぽを使ってたたき,その魚の色,模様を正確に写していくのが間接法で,色彩魚拓ともいう。直接法は魚の顔を左に向ければ,魚拓紙のでき上がりは右に向くが,間接法はそのまま仕上がるから,最初に向きを決めておく。…
※「色彩魚拓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」