《艶道通鑑》(読み)えんどうつがん

世界大百科事典(旧版)内の《艶道通鑑》の言及

【神道講釈】より

…日本固有の民族信仰である神道を講義するのが本来の神道講釈であるが,これを通俗講釈師が担当したため一種の話芸となった。その歴史は,ほぼ話芸としての講談の興隆とともにあり,1715年(正徳5)に増穂残口(ますほのこぐち)が出した《艶道通鑑(えんどうつがん)》は男女親和の観点を中心とする国体論,古道再帰の論であり,神道講釈書として名高い。残口は〈神主儒仏従〉の三教一致思想を講釈したが,その立場は,吉田神道を根本にして,それに伊勢神道を加えたものであったといわれる。…

【増穂残口】より

…京都に出て通俗的な神道講談を行い,男女の愛情を主とし,神道理論の形で庶民的家族道徳を主張,当時の儒教的家族道徳を排した。著書に《艶道通鑑》(遊里に関する書)を含む〈残口(ざんこう)八部書〉がある。その一つ《神路手引草》は《日本思想大系》所収。…

※「《艶道通鑑》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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