《花山院后諍》(読み)かざんのいんきさきあらそい

世界大百科事典(旧版)内の《花山院后諍》の言及

【嫐打物】より

…以後,08年(宝永5)江戸市村座の《浮鵺頼政(うわなりぬえよりまさ)》等,大名題(おおなだい)や劇中の舞踊の外題(げだい)に〈うわなり〉の語を用いた作品も少なくない。浄瑠璃では1673年(延宝1)の井上播磨掾《花山院后諍(かざんのいんきさきあらそい)》,その改作77年の宇治嘉太夫《殿上のうはなり討》,近松門左衛門作で竹本筑後掾《弘徽殿鵜羽産家(こきでんうのはのうぶや)》等が知られている。【池上 文男】。…

※「《花山院后諍》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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