世界大百科事典(旧版)内の花樹会の言及
【朝鮮】より
…したがって系譜上の遠い祖先を中心とする門中であれば全国各地に居住する多数の親族を結合する組織となりうるが,近い祖先を中心とする門中は同一氏族内での分派の存在を強調する結果となる。これに対し,系譜関係の遠近にかかわらず,同じ地域に住む氏族員で組織されているのが宗親会(チョンチンフェchongch’inhoe)あるいは花樹会(ホアスフェhwasuhoe)である。大都市でも地方の小さな町でも,〈○○(本貫)○(姓)氏○○郡宗親会〉という看板がいたるところで目につくのがそれである。…
※「花樹会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」