花結び(読み)ハナムスビ

デジタル大辞泉 「花結び」の意味・読み・例文・類語

はな‐むすび【花結び】

糸やひもをいろいろな花の形に結ぶこと。また、結んだもの。衣服調度の飾りにする。新橋結び・梅結び・あやめ結び・菊結びなど。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の花結びの言及

【帯】より

…以下同じ)。そしてその結び方は,突込(つきこみ)帯といい帯の端を巻きつけた帯の間にはさみ込んだ簡単なものか,花結びくらいであった。しかし,寛永(1624‐44)ころから,遊女たちはすでに5寸ほどの広幅の帯を用いていたようである。…

【結び】より

…また火縄時計は焼失した縄の結び目の数から測定された。
[花結びと作業結び]
 日本の結びには結合という目的のほかに,その様式の美しさそのものが目的とされる場合がある。この結びの装飾性から注目されるものに〈花結び〉がある。…

※「花結び」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」