花菱亀甲(読み)はなびしきっこう

世界大百科事典(旧版)内の花菱亀甲の言及

【亀甲文】より

…平安時代以後は衣料,調度などの文様としてひじょうに多く用いられ,〈家紋〉としても固定していった。ふつう亀甲文としては六角形の中に花菱(はなびし)のある花菱亀甲が行われているが,これに星,カタバミ,梅などのはいったものもあり,また亀甲そのものの形の変化した,そり亀甲,亀甲くずし,毘沙門(びしやもん)亀甲などもある。紋章としての種類はたいして多くなく40~50種くらいである。…

※「花菱亀甲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android