世界大百科事典(旧版)内の花菱亀甲の言及
【亀甲文】より
…平安時代以後は衣料,調度などの文様としてひじょうに多く用いられ,〈家紋〉としても固定していった。ふつう亀甲文としては六角形の中に花菱(はなびし)のある花菱亀甲が行われているが,これに星,カタバミ,梅などのはいったものもあり,また亀甲そのものの形の変化した,そり亀甲,亀甲くずし,毘沙門(びしやもん)亀甲などもある。紋章としての種類はたいして多くなく40~50種くらいである。…
※「花菱亀甲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」